底意地(読み)ソコイジ

デジタル大辞泉 「底意地」の意味・読み・例文・類語

そこ‐いじ〔‐イヂ〕【底意地】

心の奥底に隠しもつ心根

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「底意地」の意味・読み・例文・類語

そこ‐いじ‥イヂ【底意地】

  1. 〘 名詞 〙 心の奥そこにひそめもつ意地表面にあらわれていない、その人の本来持っている意地。
    1. [初出の実例]「去に依て高慢にして底意地悪敷軽薄に有之」(出典:諸州人圀記全(1502‐73頃か)越前国)
    2. 「僅かの事にも理屈をこね〈略〉底意地(ソコイヂ)穢く、尻弱に憶病也」(出典:仮名草子浮世物語(1665頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android