庚申の代待ち(読み)こうしんのだいまち

精選版 日本国語大辞典 「庚申の代待ち」の意味・読み・例文・類語

こうしん【庚申】 の 代待(だいま)

  1. 庚申の代待〈人倫訓蒙図彙〉
    庚申の代待〈人倫訓蒙図彙〉
  2. 願い主の代人となって庚申参りをすること。江戸時代大坂では、庚申の日が近づくと、こじき坊主が、浅葱もめんの衣に、手甲、脚胖(きゃはん)をつけ、どらをたたいて「四天王寺代待ち」などととなえながら、各家を回って金品をもらって歩いた。
    1. [初出の実例]「庚申(かのへさる)にはとと打って庚申(カウシン)のだいまち。さて傘(からかさ)赤前垂を腰に巻き、住吉踊」(出典浄瑠璃妹背山婦女庭訓(1771)三)

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