座論梅(読み)ザロンバイ

デジタル大辞泉 「座論梅」の意味・読み・例文・類語

ざろん‐ばい【座論梅】

ヤツブサノウメ別名。ざろんうめ。

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精選版 日本国語大辞典 「座論梅」の意味・読み・例文・類語

ざろん‐ばい【座論梅】

  1. 〘 名詞 〙 ウメ栽培品種。花は八重白色または淡紅色雌しべ数個ある。一つの花に四~七個の果実を結ぶもの。観賞用に栽培される。実が熟さないうちに一つずつ落ちて行くのを座論にたとえてこの名がある。ざろんうめ。みざろん。やつぶさうめ。品字梅。ざろん。〔俳諧・年浪草(1783)〕

ざろん‐うめ【座論梅】

  1. 〘 名詞 〙ざろんばい(座論梅)
    1. [初出の実例]「花か雪か二木にわけて座論むめ〈野夫〉」(出典:俳諧・桜川(1674)春一)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「座論梅」の解説

座論梅 (ザロンウメ・ザロンバイ;ザロンムメ)

植物バラ科の小高木。ヤツブサウメの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の座論梅の言及

【新富[町]】より

…北西部の台地一帯には200基の古墳からなる新田原(にゆうたばる)(東都原)古墳群(史)があり,その東に航空自衛隊新田原基地もある。新田の湯ノ宮には梅の名木〈座論梅〉(天)がある。海岸部を日豊本線,国道10号線が通る。…

※「座論梅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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