精選版 日本国語大辞典 「座頭狂言」の意味・読み・例文・類語 ざとう‐きょうげん‥キャウゲン【座頭狂言】 〘 名詞 〙 狂言の役柄による分類の一つ。主として、勾当、座頭をシテとする狂言の一類。大蔵流では出家座頭狂言として、出家狂言をも一括して呼ぶが、和泉流では別に分けている。「伯養」「猿座頭」「鞠(まり)座頭」など。座頭物。出家座頭狂言。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の座頭狂言の言及 【座頭】より …この座頭のもつ諸権利は,1871年(明治4)に廃止された。【藤井 学】(3)狂言には,座頭狂言または座頭物と分類される一群の演目があり,座頭といえば盲人の役をさす。《川上》《清水(きよみず)座頭》《月見座頭》《猿座頭》のシテ,《不聞(きかず)座頭》《三人片輪》のアド,《丼礑(どぶかつちり)》《鞠座頭》《伯養》のシテとアドが該当する。… ※「座頭狂言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by