庭院(読み)ていいん

精選版 日本国語大辞典 「庭院」の意味・読み・例文・類語

てい‐いん‥ヰン【庭院】

  1. 〘 名詞 〙 建物内の庭。中庭
    1. [初出の実例]「庭院山水遙、林叢錦窠繁」(出典:本朝麗藻(1010か)下・贈心公古調詩〈具平親王〉)
    2. 「海棠花のある庭院に、ゆうゆうとたわぶれあそぶ也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
    3. [その他の文献]〔南史‐隠逸伝・下陶弘景〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「庭院」の読み・字形・画数・意味

【庭院】ていいん(ゐん)

屋敷の庭。〔南史、隠逸下、陶弘景伝〕物とち、~唯だ笙を吹くを聽くのみ。特(ひと)り風を愛し、院に皆を植う。其のを聞くに、欣然として樂しみを爲す。時に獨り泉石に游ぶことり。見する、以て仙人と爲す。

字通「庭」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む