康 有為(読み)こうゆうい

旺文社世界史事典 三訂版 「康 有為」の解説

康 有為
こうゆうい

1858〜1927
清末期の変法を指導した政治家・学者
広東出身。公羊 (くよう) 学派に属し,変法自強を唱える数回の上書で光緒帝信任を得,1898年,梁啓超 (りようけいちよう) らとともに変法を指導したが,西太后ら保守派の弾圧を受けて日本に亡命戊戌 (ぼじゆつ) の政変)。日本で孫文ら革命派に対抗して保皇会を組織し,立憲君主制による清朝存続を望んだ。著書大同書』は儒家思想と西洋思想を折衷したもので,ほかに孔子が社会改革者であったとする『孔子改制考』などがある。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

367日誕生日大事典 「康 有為」の解説

康 有為 (こう ゆうい)

生年月日:1858年3月19日
中国,清末の思想家,政治家
1927年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報