りん‐まい【廩米・稟米】
- 〘 名詞 〙
- ① 米倉に蓄えてある米。特に江戸時代、幕府や諸侯の蔵に蓄えた米。くらまい。
- [初出の実例]「直ちに廩米(リンマイ)二万五千俵を発して、本所の窮民を賑すことを令した」(出典:渋江抽斎(1916)〈森鴎外〉四七)
- [その他の文献]〔韓愈‐処州孔子廟碑〕
- ② 扶持(ふち)として給する米。扶持米。
- [初出の実例]「小祿の者は廩米を取て地方なき者もあれども、地方取る者に准じて是をも知行といふなり」(出典:経済録(1729)五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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「廩米」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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