延坪島砲撃事件(読み)よんぴょんどほうげきじけん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「延坪島砲撃事件」の意味・わかりやすい解説

延坪島砲撃事件
よんぴょんどほうげきじけん

2010年11月23日に発生した北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)軍による砲撃事件。黄海(こうかい)に浮かぶ韓国領・延坪島が砲撃を受け、民間人2人を含む4人の死者、15人の重軽傷者を出した。韓国の民間人居住地域へ直接砲撃が行われるのは1953年7月の朝鮮戦争休戦後初めてであり、韓国社会で動揺が広がった。北朝鮮は、独自に設定した海上軍事分界線を根拠に、自国領内で韓国軍が砲射撃したことに対する報復措置であるとの主張を展開したが、「民間人に死亡者が発生したのなら大変遺憾」との論評も発表した。

[礒﨑敦仁 2020年2月17日]

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