最新 地学事典 「延性薄化」の解説
えんせいはくか
延性薄化
ductile thinning
延性変形によって地質単位の厚みが減少すること。地殻変動による薄化は,脆性正断層運動と延性流動の両方が寄与する。延性剪断帯における薄化の場合,変形の運動学的渦度数は1未満であり,面構造が剪断帯の境界に対して45°未満の傾斜を示すことで特徴づけられる。地質単位の薄化は変成岩の上昇や堆積盆の形成に寄与し,リソスフェアの進化を理解するうえで重要なプロセスである。
執筆者:ウォリス サイモン
参照項目:運動学的渦度数
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

