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延祥 えんしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

延祥 えんしょう

769-853 奈良-平安時代前期の僧。
神護景雲(じんごけいうん)3年生まれ。法相(ほっそう)宗。護命(ごみょう)に師事し東大寺で受戒。天長5年維摩会(ゆいまえ)講師(こうじ),7年御斎会講師をつとめる。仁寿(にんじゅ)元年僧正。仁寿3年9月9日死去。85歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。俗姓は槻本。

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朝日日本歴史人物事典の解説

延祥

没年:仁寿3.9.9(853.10.14)
生年:神護景雲3(769)
平安前期の法相宗僧。近江国(滋賀県)野洲郡の人。俗姓は槻本氏。幼年で出家し護命に師事。奈良・元興寺に住した。延暦7(788)年に受戒し,春日寺で護命が『涅槃経』を講じるのを聴聞した。その際,七重塔の上に臥して光に照らされた吉夢を護命に語った。天長5(828)年に興福寺維摩会講師,同7年に御斎会講師を勤め,御斎会では諸宗の学僧の論難にも弁舌を滞らせることがなく,聴衆を嘆服させた。承和3(836)年に権律師となり,のちに少僧都,大僧都を経て僧正に昇った。<参考文献>富貴原章信『日本唯識思想史』

(岡野浩二)

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