引伸ばし(読み)ひきのばし

精選版 日本国語大辞典 「引伸ばし」の意味・読み・例文・類語

ひき‐のばし【引伸・引延】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 引っぱって大きくしたり長くしたりすること。特に、写真を拡大すること。また、拡大した写真。
    1. [初出の実例]「『ダビデ』の大きな引き伸ばしの写真に眼をとめ」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の家)
  3. 時間期日などを長びかせること、遅らせること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「引伸ばし」の意味・わかりやすい解説

引伸し (ひきのばし)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の引伸ばしの言及

【焼付け】より

…このような密着焼付けによって得たポジ像はネガ像と同じ寸法に仕上げられる。小型カメラで撮影して得るネガ像は一般に引伸機によって印画紙上に画像を拡大(これを引伸しenlargementという)して焼き付け,現像処理によって所望の大きさのポジ像を作る。ネガ像からポジ像を作る考え方は黒白写真,カラー写真とも同じで,またスチール写真と映画に共通のものである。…

※「引伸ばし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android