デジタル大辞泉 「引両」の意味・読み・例文・類語 ひき‐りょう〔‐リヤウ〕【引両】 紋所の名。輪の中に横に1~3本の太い線を引いたもの。新田にった氏・足利あしかが氏などの紋所。変形も含め、多くの種類がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「引両」の意味・読み・例文・類語 ひき‐りょう‥リャウ【引両】 〘 名詞 〙 紋所の名。輪の中に太い横線を一本から三本引いたもの。種々の変形があり、輪がなくて、旗などに単に二本の太い線を引いたものもある。新田氏、足利氏などの紋章。丸に二つ引、丸に寄せ三つ引、一つ引両、二つ引両、三つ引両、立引、岩城立引、新田中黒、丸に一つ引、丸に三つ引、丸に三つ立引など。引両筋。丸に二つ引@丸に寄せ三つ引[初出の実例]「佐佐木四郎高綱は生唼に黄覆輪の鞍置白き轡二引両(ヒキリャウ)の手綱結て」(出典:源平盛衰記(14C前)三四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例