引四(読み)ひけよつ

精選版 日本国語大辞典 「引四」の意味・読み・例文・類語

ひけ‐よつ【引四】

  1. 〘 名詞 〙 江戸、新吉原の遊郭で、遊女が張見世を引く時刻。実際には九つ時(午後一二時)であるのを吉原に限って四つ時(午後一〇時)とみなして拍子木を打って、遊女が見世を引く合図としたもの。これは、四つまでと定められていた終業時間をいっとき(二時間)だけ延長が黙認された結果で、実際の四つを「鐘四つ」というのに対して、「木の四つ」と称した。ひけ。
    1. [初出の実例]「時に新造御茶引達ひけ四つの鳴(なる)を待(まち)かね」(出典:談義本・当世花街談義(1754)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む