引張試験(読み)ひっぱりしけん

精選版 日本国語大辞典 「引張試験」の意味・読み・例文・類語

ひっぱり‐しけん【引張試験】

  1. 〘 名詞 〙 物体を引っ張ってその伸びや最大荷重を測定し、引っ張り強さを測定する試験

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百科事典マイペディア 「引張試験」の意味・わかりやすい解説

引張試験【ひっぱりしけん】

引張試験片に引張荷重を加え,応力とひずみとの関係を測定して弾性率弾性限度比例限度降伏点,引張強さなどを求める材料試験専用の引張試験機や多目的の万能試験機を用いて行う。別に,ロープチェーン,溶接継手などの引張試験も行われる。

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改訂新版 世界大百科事典 「引張試験」の意味・わかりやすい解説

引張試験 (ひっぱりしけん)

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世界大百科事典(旧版)内の引張試験の言及

【材料試験】より

…機械,構造物などを合理的に設計するには,材料の性質をよく知っていることが必要であり,材料試験は工学のもっとも基礎的な部分をなしている。
[材料試験の種類]
 材料試験には,加える荷重の種類によって,引張試験,圧縮試験,曲げ試験,ねじり試験などの区別があり,また荷重の変動のしかたによって,荷重が十分ゆっくり加わる静的試験,繰返し荷重が加わる疲れ試験(疲労試験),衝撃荷重が加わる衝撃試験などの区別がある。さらに,これらの条件の種々の組合せが考えられるので,材料試験には非常に多くの種類があることになる。…

※「引張試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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