引掴(読み)ひきつかむ

精選版 日本国語大辞典 「引掴」の意味・読み・例文・類語

ひき‐つか・む【引掴】

〘他マ四〙 あらあらしくつかむ。ひっつかむ。
読本椿説弓張月(1807‐11)前「左右の角を拖(ヒキツカミ)て、右手撲地(はた)と捻伏給へば」

ひっ‐つか・む【引掴】

〘他マ五(四)〙 「ひきつかむ(引掴)」の変化した語。
※大淵代抄(1630頃)五「無位真人と取り付く処を取てひっつかんでなげて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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