引込線(読み)ヒキコミセン

精選版 日本国語大辞典 「引込線」の意味・読み・例文・類語

ひきこみ‐せん【引込線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鉄道の本線から工場や車庫などに引き込まれた線路。専用側線。ひきこみせんろ。ひっこみせん。
    1. [初出の実例]「鉄道の曳込線に数知れざる貨車が並んでいるが」(出典:ロシアに入る(1924)〈荒畑寒村〉西比利の汽車旅行)
  3. 柱上変圧器から、工場や家庭などの直接電力を消費する場所へ引き込まれた電線。
    1. [初出の実例]「電柱電線に格別の被害なく、唯だ生産町の本線に一ヶ所と、他の引込み線に数ヶ所〈略〉曲みを生せしのみなりといふ」(出典:風俗画報‐一九七号(1899)鹿児島市暴風雨の災害)

ひっこみ‐せん【引込線】

  1. 〘 名詞 〙 「ひきこみせん(引込線)」の変化した語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む