弗素樹脂(読み)フッソジュシ

デジタル大辞泉 「弗素樹脂」の意味・読み・例文・類語

ふっそ‐じゅし【×弗素樹脂】

エチレン水素原子弗素置換したものを重合して作られる合成樹脂総称。ポリ四弗エチレン(商標名テフロン)などがある。耐衝撃性・耐薬品性・耐熱性にすぐれ、パッキングパイプ・電気絶縁材などに使用弗素ポリマーフルオロポリマー。フルオロカーボンポリマー。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「弗素樹脂」の意味・読み・例文・類語

ふっそ‐じゅし【弗素樹脂】

  1. 〘 名詞 〙 ポリエチレン水素原子を弗素で置換した化学構造をもつ合成樹脂。熱塑性樹脂で、耐薬品・耐熱・耐衝撃性にすぐれる。テフロン、ケルFなどの商標名でパッキング、パイプ、電気絶縁材料などに利用されている。〔原子と椎茸と(1954)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android