弥生狂言(読み)ヤヨイキョウゲン

精選版 日本国語大辞典 「弥生狂言」の意味・読み・例文・類語

やよい‐きょうげんやよひキャウゲン【彌生狂言】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎で、三月に上演する狂言。江戸中期以後には、三月三日を初日とするのを例とした。京阪では「三の替わり」という。三月狂言。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「二月が終りになって、愈々彌生狂言の季節が、近づいて来たのにも拘はらず」(出典:藤十郎の恋(1919)〈菊池寛〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む