弦召(読み)ツルメソ

精選版 日本国語大辞典 「弦召」の意味・読み・例文・類語

つる‐めそ【弦召】

  1. 〘 名詞 〙 ( 弓弦を行商する時に呼ばわった「弦(つる)(め)そう」の変化した語 ) 神人(じにん)一つ京都清水坂建仁寺門前に住んで沓・弓弦などを作り、また、祇園祭警護死体処分墓所清掃などに従事した。犬神人(いぬじにん)。つるめそう。
    1. [初出の実例]「つるめそもねるはくすねか祇園会〈塵言〉」(出典:俳諧・桜川(1674)夏二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android