張僧【よう】(読み)ちょうそうよう

百科事典マイペディア 「張僧【よう】」の意味・わかりやすい解説

張僧【よう】【ちょうそうよう】

中国南北朝時代画家生没年不詳。梁の武帝に仕えて寺院壁画に多くの仏画を描いた。画風は,インドや西域の画の影響を受け,陰影による立体感表現特色がある。建康一乗寺が凹凸寺と呼ばれたのも,彼がそこに描いた画の立体感のため。
→関連項目顧【がい】之陸探微

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