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張従正 ちょうじゅうせい Zhang Cong-Zheng

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

張従正
ちょうじゅうせい
Zhang Cong-Zheng

中国金代の医師。字は子和,戴人と号した。 睢州考城宛丘の人で,興定年間 (1217~21) に太医に補せられたが,まもなく辞した。麻知幾 (九疇) と親交があり,その著『儒門事親』は麻知幾の文といわれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちょうじゅうせい【張従正 Zhāng Cóng zhèng】

1156‐1228
中国,金・元時代の代表的な医家の一人。字は子和。戴人と号した。考城(河南省)の人。劉完素の説を守って寒涼の薬を多く用いた。彼は邪を攻めるべきであると主張し,外来の邪気が体表と経絡,胸郭と胃の上部,下焦の3部分のいずれにとどまっているかによって発汗剤,吐剤,下剤を主として用いたため,攻下派といわれている。彼の著書であることが確認されているものは《儒門事親》で,これは彼が麻知幾や常仲明らとかわした議論をまとめたものという。

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世界大百科事典内の張従正の言及

【中国医学】より

…そのきっかけとなったのは成無己の《註解傷寒論》であったといわれ,《傷寒論》の内容を《素問》の理論で解釈している。その後,金・元の四大家といわれる劉完素,張従正,李杲(りこう),朱震亨(しゆしんこう)をはじめ,張元素,王好古(1210?‐1310?),羅天益(1220?‐1290?)など多くの医家が出現し,それぞれ特徴のある理論と治療法を主張した。たとえば劉完素と張従正は寒涼派といわれるように激しい作用を持った薬を多く用い,李杲と朱震亨は温補派(この2人の流れに従った医学を李朱医学ともいう)といわれるように温和な薬を用いることを提唱した。…

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