強記(読み)キョウキ

デジタル大辞泉 「強記」の意味・読み・例文・類語

きょう‐き〔キヤウ‐〕【強記/×彊記】

[名](スル)記憶力がすぐれていること。また、よく記憶すること。「博覧―」
牡牛驢馬忠告を―し」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「強記」の意味・読み・例文・類語

きょう‐きキャウ‥【強記・彊記】

  1. 〘 名詞 〙 記憶力のすぐれていること。よく記憶すること。
    1. [初出の実例]「顔師古、博覧多聞而強記。曾註漢史駁」(出典:東海一漚集(1375頃)師古説)
    2. 「智者は〈略〉博学・強記にして、物をぼへがつよくなくてはぞ」(出典:春鑑抄(1629)智)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「強記」の読み・字形・画数・意味

【強記】きよう(きやう)き

記憶力がすぐれる。晋・潘岳〔楊州(肇)の誄(るい)〕多才豐にして、強記洽聞(かふぶん)なり。目に毫末をも睇(み)、心に無垠(むぎん)を(かぞ)ふ。

字通「強」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android