弾性リソスフェア(読み)だんせいリソスフェア

最新 地学事典 「弾性リソスフェア」の解説

だんせいリソスフェア
弾性リソスフェア

elastic lithosphere

リソスフェアは冷たくて変形しにくいので,地質学的な時間スケールでも弾性的な性質を保持していると考えられている。弾性をもつ板とか棒は,曲がることによって外力と釣り合う。リソスフェアの弾性を示す現象と考えられているのは,海山重みによる海洋性プレートの曲げを示すかのように海洋底ハワイなどの海山に向かって徐々に深くなっている現象,沈み込むプレートが海溝付近で緩やかな曲率をもって曲がって外縁隆起帯(outer rise)をつくっていること,大規模堆積盆地をつくる基盤の緩やかなたわみ,などである。弾性的なリソスフェアを仮定することによってこれらの現象を定量的に説明することができ,リソスフェアの厚さは30~50km程度であることが示されている。参考文献D.L.Turcotte et al.(1982) Applications of Continuum Physics to Geological Problems, John Wiley & Sons

執筆者:

参照項目:粘弾性リソスフェア

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む