重圏(読み)ジュウケン

デジタル大辞泉 「重圏」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐けん〔ヂユウ‐〕【重圏】

二重圏点。二重まる
「二月三日の四字に―を施したるを」〈鴎外訳・即興詩人

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精選版 日本国語大辞典 「重圏」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐けんヂュウ‥【重圏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 二重まる。
    1. [初出の実例]「我羅馬日記を披けば、けふの二月三日の四字に重圏を施したるを見る」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉歌女)
    2. [その他の文献]〔古文析義‐凡例〕
  3. 地球中心部で、密度の大きな物質から成り、地球の質量の大部分を占めるところ。厳密な定義はない。

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岩石学辞典 「重圏」の解説

重圏

地球内部または核の部分で,鉄とニッケル組成と想像されている[Suess : 1888, Grabau : 1920].岩石圏(lithosphere)内の地球の中心部.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

普及版 字通 「重圏」の読み・字形・画数・意味

【重圏】ちようけん

二重丸

字通「重」の項目を見る

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