デジタル大辞泉 「弥生狂言」の意味・読み・例文・類語 やよい‐きょうげん〔やよひキヤウゲン〕【弥生狂言】 江戸時代の歌舞伎で、3月に上演する狂言。また、その興行。宿下がりの御殿女中を当て込み、御殿物などを仕組むことが多かった。京坂では三の替わり。《季 春》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「弥生狂言」の意味・読み・例文・類語 やよい‐きょうげんやよひキャウゲン【彌生狂言】 〘 名詞 〙 歌舞伎で、三月に上演する狂言。江戸中期以後には、三月三日を初日とするのを例とした。京阪では「三の替わり」という。三月狂言。《 季語・春 》[初出の実例]「二月が終りになって、愈々彌生狂言の季節が、近づいて来たのにも拘はらず」(出典:藤十郎の恋(1919)〈菊池寛〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例