当野村(読み)とうのむら

日本歴史地名大系 「当野村」の解説

当野村
とうのむら

[現在地名]篠山市当野

古市ふるいち村の東に位置し、武庫むこ川が流れる。舟瀬ふなせの舟瀬橋は名所で、大江匡房の「みつぎものはこぶ舟せの加け橋に駒のひ津めの音ぞ絶せぬ」(江帥集)は当地を詠んだものという。中世主殿とのも保などとみえる。天正一五年(一五八七)九月の酒井庄内高帳写(酒井義一家文書)に当野村とみえ、高一六三石余。同年から文禄三年(一五九四)の間、当地の酒井三介秀澄は古市などの諸村の代官を勤め、伊予宇和うわ郡内で一二〇石余の扶持を受けていたという(天正一五年九月「戸田勝隆判物」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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