精選版 日本国語大辞典 「彝倫」の意味・読み・例文・類語 い‐りん【彝倫】 〘 名詞 〙 ( 「彝」は常、「倫」は道の意 ) 人の常に守るべきみち。一定不変の倫理。[初出の実例]「狼戻之胆。宣二彜倫之所一レ施」(出典:本朝文粋(1060頃)二・陸奥勅符)「君臣の等(のり)。彜倫の叙(ついで)」(出典:古道大意(1813)由縁)[その他の文献]〔書経‐洪範〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「彝倫」の読み・字形・画数・意味 【彝倫】いりん 人の常に守るべき道。〔書、洪範〕乃ち震怒し、洪範九疇(ちう)を(あた)へず。彝倫攸(もつ)て(やぶ)る。鯀(こん)則ち死す。禹乃ち嗣ぎて興る。天乃ち禹に洪範九疇を錫(たま)ふ。彝倫攸て敍(の)ぶ。字通「彝」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報