彭彭(読み)ほうほう

精選版 日本国語大辞典 「彭彭」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ほうハウハウ【彭彭】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 多く盛んなさま。盛大なさま。
    1. [初出の実例]「神徳の彭々(ホウホウ)たるは、参詣の人どよみにあらはれ」(出典滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)八)
    2. [その他の文献]〔詩経‐斉風・載駆〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「彭彭」の読み・字形・画数・意味

【彭彭】ほうほう(はうはう)

ものの多く、勢いのさかんなさま。〔詩、斉風、載駆〕水は湯湯(しゃうしゃう)(水流ゆたか)たり 行人は彭彭たり

字通「彭」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android