往代(読み)オウダイ

デジタル大辞泉 「往代」の意味・読み・例文・類語

おう‐だい〔ワウ‐〕【往代】

過ぎ去った世。いにしえ往古
「―の成規によりて、御沙汰あるべきか」〈折たく柴の記・中〉

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精選版 日本国語大辞典 「往代」の意味・読み・例文・類語

おう‐だいワウ‥【往代】

  1. 〘 名詞 〙 過ぎ去った世。いにしえ。往昔。往古。往世
    1. [初出の実例]「陰陽寮楼鐘皆焼損、〈略〉往代之器物此時滅亡」(出典:中右記‐大治二年(1127)二月一四日)
    2. 「治承の往代に、平相国清盛公、天下の権を執って」(出典:太平記(14C後)二四)
    3. [その他の文献]〔晉書‐阮种伝〕

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普及版 字通 「往代」の読み・字形・画数・意味

【往代】おうだい

往古。

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