後昆(読み)コウコン

デジタル大辞泉 「後昆」の意味・読み・例文・類語

こう‐こん【後昆】

《「後」も「昆」も、のち、の意》のちの世の人。後人。また、子孫後裔こうえい
「―にのこしたるこそ嬉しけれ」〈鴎外訳・即興詩人

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精選版 日本国語大辞典 「後昆」の意味・読み・例文・類語

こう‐こん【後昆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「昆」も「後(のち)」の意 ) 後世。また、後々の人。子孫。後裔(こうえい)
    1. [初出の実例]「貽厥後昆」(出典:続日本紀‐霊亀元年(715)九月庚辰)
    2. 「栄耀又一期を限って、後混の恥におよぶべくんば、重盛が運命をつづめて、来世の苦輪を助け給へ」(出典:平家物語(13C前)三)

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普及版 字通 「後昆」の読み・字形・画数・意味

【後昆】こうこん

子孫。

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