後藤夷臣(読み)ごとう ひなおみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後藤夷臣」の解説

後藤夷臣 ごとう-ひなおみ

1791-1841 江戸時代後期の国学者,歌人。
寛政3年4月10日生まれ。本居大平(もとおり-おおひら)にまなぶ。出雲(いずも)(島根県),伯耆(ほうき)(鳥取県),石見(いわみ)(島根県)をめぐり,「古事記」や「古今和歌集」を講義し,和歌をおしえた。天保(てんぽう)12年4月26日死去。51歳。安芸(あき)(広島県)出身。名は別に基久。通称は彦佐,のち助太郎,衛守。号は桜園。著作に「泉国弁」「八雲路日記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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