デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「得能淡雲」の解説 得能淡雲 とくのう-たんうん 1835-1862 幕末の武士。天保(てんぽう)6年3月29日生まれ。伊予(いよ)(愛媛県)大洲(おおず)藩士。江戸で藤森弘庵に朱子学をまなぶ。安政のはじめから雲水姿で諸国をめぐり,尊攘(そんじょう)をとなえる。坂下門外の変の関係者として幕府に捕らえられ,文久2年8月7日江戸伝馬町の牢で病死。28歳。本姓は人見。通称は極馬。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例