御伽坊主(読み)オトギボウズ

精選版 日本国語大辞典 「御伽坊主」の意味・読み・例文・類語

おとぎ‐ぼうず‥バウズ【御伽坊主】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 通夜の時、死者の枕元で経を読む坊主通夜僧
  3. 室町以後、大名貴人の夜の話相手をするなど、側近としてお相手をした僧体の人。御伽衆。御咄の法師(ほっし)
    1. [初出の実例]「月待日待のねぶりをさます、おとぎぼうずの膝をいため」(出典:咄本・鹿の巻筆(1686)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む