お‐く・れる【御呉】
- 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙 ( 「お」は接頭語 )
- ① (話し手にものを)与えるの意の尊敬語。「おくれ」の形で用いて、与えてくれることを望む意にいう。
- ② ( 動詞の連用形に「て」を添えた形に付いて、補助動詞として用いる ) ある事柄をしてくれるの意にいう。多く「…ておくれ」の形で用い、願望の気持を表わす。
- [初出の実例]「真実聞てをくれるか。コレ、聞てをくれるなら、御誓言でちょっと承り度ふござります」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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