御園生翁甫(読み)ミソノウ オウスケ

20世紀日本人名事典 「御園生翁甫」の解説

御園生 翁甫
ミソノウ オウスケ

大正・昭和期の郷土史家 防長史談会理事;山口県地方史学会会長



生年
明治8年11月8日(1875年)

没年
昭和42(1967)年3月7日

出生地
山口県佐波郡植松村(現・防府市)

旧姓(旧名)
原田

学歴〔年〕
東京工手学校造船学科〔明治33年〕卒

経歴
逓信省に入り、地方の海務署勤務などを経て、大正8年広島逓信局海事部三津浜出張所長、13年退官。以後故郷で防長史研究に従事。昭和4年防長史談会を創立、理事。28年山口県地方史学会を設立、会長。著書に「防長地名淵鑑」「防長造紙史研究」「防長神楽の研究」「大内氏史研究」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「御園生翁甫」の解説

御園生翁甫 みそのう-おうすけ

1875-1967 大正-昭和時代の郷土史家。
明治8年11月8日生まれ。大正13年逓信省退官後,郷里の山口県にかえり,防長史談会理事,山口県史編纂(へんさん)委員などをつとめる。昭和28年山口県地方史学会初代会長。昭和42年3月7日死去。91歳。東京工手学校卒。著作に「防長地名淵鑑」「防長造紙史研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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