御小屋(読み)おこや

日本歴史地名大系 「御小屋」の解説

御小屋
おこや

[現在地名]茅野市玉川 御小屋

御小屋岳(おこやだけ)は八ヶ岳連峰阿弥陀(あみだ)岳(二八〇六メートル)の西にある山で、標高二一三六メートル、面積約三三・八ヘクタールで、御小屋山ともよばれる。

古来、諏訪社上社本宮と前宮の御柱を伐り出す御柱(おんばしら)山で、延宝七年(一六七九)六月の諏訪社上社の「社例記」に、「寅・申毎七年、従本社隔五里登御小屋岳、有大明神勧請之社、正月寅・申日杣人潔斎而伐五丈五尺之円木八本、名御柱」とある。この御小屋社の祭神は建御名方命で、その石祠には天正一二年(一五八四)神原(かみのはら)村の銘がある。神原村の山作(やまみ)の者は御柱年には今日においても、二月寅(申)日を待って上社の祠官とともに御小屋山に登り、御小屋社に御柱伐採の無難を祈り、伐り終わると礼参りをして下山する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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