デジタル大辞泉 「御座いす」の意味・読み・例文・類語 ござい・す【御座いす】 [動サ特活]《「ございやす」の音変化》1 「ある」「いる」の意の丁寧語。ございます。「芸者しゅにおかよといふは―・せん」〈洒・一目土堤〉2 (補助動詞)補助動詞「ある」の意の丁寧語。…でございます。「亭主はどっちへで―・す」〈洒・遊子方言〉[補説]江戸の遊里で多く使われた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御座いす」の意味・読み・例文・類語 ござい・す【御座】 〘 自動詞 サ行特活 〙 ( 「ございます」の変化した語 ) 江戸深川などの岡場所で用いられることが多かった。[ 一 ] 「ある」「いる」の丁寧語。ございます。います。[初出の実例]「げいしゃしゅにおかよといふはございせん」(出典:洒落本・一目土堤(1788))[ 二 ] 補助動詞「ある」の丁寧語。ございます。あります。[初出の実例]「かみ様(さん)、どふでございす」(出典:洒落本・遊子方言(1770)発端)御座いすの補助注記活用は、「ございます」に同じ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例