御拳(読み)おこぶし

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (「お」は接頭語)
① 江戸時代、将軍が、冬季に江戸の近郊へ出て、自ら鷹を拳にとまらせて、鶴などを捕えさせること。
※雑俳・柳多留‐一一二(1831)「御拳(コブシ)も紫となる野のさむさ」
② ①で将軍が捕えた獲物。京都に送り、宮中に献上した。
※雑俳・柳多留‐五三(1811)「御拳の雲井へ届く年の暮」
③ 「さざえ(栄螺)」をいう女房詞。〔女中詞(元祿五年)(1692)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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