デジタル大辞泉 「御推文字」の意味・読み・例文・類語 ごすい‐もじ【御推文字】 《「御推量」などの略に「文字」を添えた語》「御推量」「御推察」をいう女性語。「皆々様―被下度くだされたく候そろ」〈紅葉・二人女房〉 お‐すいもじ【▽御推文字】 《「すいもじ」は「推察」などの後半を略したものに「文字」を添えた語》「御推察」の意の女性語。「まだ男の肌を知らない極ごくおぼこなお嬢さんを、跡は言はずと―さ」〈伎・三題噺魚屋茶碗〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御推文字」の意味・読み・例文・類語 ごすい‐もじ【御推文字】 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語。「ごすいりょう」の略に「文字」を添えた語 ) 「御推量」をいう女性語。おすいもじ。[初出の実例]「悋気しらるる身の辛さ、御推(スイ)もしと、ひんとする」(出典:浄瑠璃・丹生山田青海剣(1738)道行) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例