御旅(読み)オタビ

デジタル大辞泉 「御旅」の意味・読み・例文・類語

お‐たび【御旅】

御旅所」の略。
四条通りを―まで行き」〈志賀暗夜行路

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精選版 日本国語大辞典 「御旅」の意味・読み・例文・類語

お‐たび【御旅】

  1. [ 1 ] ( 「お」は接頭語 ) 祭礼の時、神輿(みこし)が御旅所に鎮座すること。また、鎮座する場所。御旅所。
    1. [初出の実例]「御たびとて神にも宿をかすがのの馳走をしたてまつる氏人」(出典:狂歌・後撰夷曲集(1672)五)
  2. [ 2 ] 江戸深川御船蔵前町にあった岡場所深川八幡の祭礼の時、御旅所となったことから生じた地名。〔洒落本・深川新話(1779)〕

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