御本手(読み)ゴホンテ

大辞林 第三版の解説

ごほんて【御本手】

ごほんでとも 桃山時代から江戸初期に、日本から手本を朝鮮に送り、釜山などの窯で焼かせた陶器。陶土の質によって生じる赤みのある斑紋が特色。御本。
赤糸入りの縦縞。奥縞。御本手縞。御本。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ごほん‐て【御本手】

〘名〙
① (「ごほんで」とも) 桃山時代から江戸初期にかけて、日本から茶碗などの見本を送り、朝鮮で焼かせた陶器。灰ねずみ色の素地に淡紅色の斑点のあるものを特色とし、茶碗のほかに鉢、皿、香炉などがある。御本
※随筆・嘉良喜随筆(1750頃)一「高麗茶碗の内に井戸は至極の物也。〈略〉此外にかさ手、御本手、御蔵手と云もあり」
※万金産業袋(1732)四「桟留島〈略〉赤糸入の立てじまを、俗に奥島といへり。是御本手と云ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

COVID-19

2019年末に発生した新型コロナウイルス感染による症状の名称。コロナウイルス(Coronavirus)と病気(Disease)の短縮形に、感染が報告され始めた2019年を組み合わせ、20年2月11日に...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android