精選版 日本国語大辞典「見本」の解説
み‐ほん【見本】
〘名〙
① 目の前にあるよい例。手本。ためし。
※古文真宝桂林抄(1485頃)坤「匠石の大工が見本を伯楽が見レ馬てこそぢゃが、不知者が見ては千万人も難見ぞ」
② 全体の質や状態などを知らせるために、その一部、またはその物を取り出して示すもの。「見本帳」
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五「その剖開して聚貯せし様式(〈注〉ミホン)、二万の大数に至り」
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