精選版 日本国語大辞典 「御椅子」の意味・読み・例文・類語 ご‐いし【御椅子・御倚子】 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 ) 貴人のすわるいす。特に儀式の時、天皇が臣下の拝礼を受けるためにすわったいす。普通は、紫宸殿と清涼殿の殿上の間とにおかれる。御椅子〈京都御所〉[初出の実例]「南の廂のひむがしの間に、御いしを立てたる」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一〇月一六日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例