デジタル大辞泉 「御楽」の意味・読み・例文・類語 お‐たの【▽御楽】 《江戸の女性語》「おたのしみ」の略。「へん、―だの。ほんにあきれもしねえ」〈滑・浮世風呂・三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御楽」の意味・読み・例文・類語 お‐たの【御楽】 〘 名詞 〙 ( 江戸の女性語 ) 「おたのしみ(御楽)」の略。[初出の実例]「やりて部(べ)やのむかふで、わりィたァおたのなすぢだの」(出典:洒落本・大門雛形(1789‐1801)三)「およしさん、一昨日(をとてへ)はお楽(タノ)だっけネ」(出典:滑稽本・人心覗機関(1814)下) お‐たのしみ【御楽】 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 「楽しみ」を敬い、また丁寧にいう語。男女の仲のよいのをひやかしていうことが多い。おたの。[初出の実例]「此ごろのはやりは扇屋のきかふさん、丁子やがはてな、ぶしやれまいぞ、おたのしみざんす」(出典:洒落本・通言総籬(1787)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例