御機嫌伺(読み)ゴキゲンウカガイ

デジタル大辞泉 「御機嫌伺」の意味・読み・例文・類語

ごきげん‐うかがい〔‐うかがひ〕【御機嫌伺(い)】

機嫌伺(い)」に同じ。「ご機嫌伺いに参上する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御機嫌伺」の意味・読み・例文・類語

ごきげん‐うかがい‥うかがひ【御機嫌伺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 目上の人を訪問して、その人や家族安否をたずねること。
    1. [初出の実例]「名物男、御きげんうかがひの為昼舟にて只今著仕るのよし」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)五)
  3. 相手きげんを見てうまくとりいろうとすること。
    1. [初出の実例]「課長さんの所へも常不断御機嫌伺ひにお出でなさるといふ事(こっ)たから」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android