御目見黙・御目見得黙(読み)おめみえだんまり

精選版 日本国語大辞典 「御目見黙・御目見得黙」の意味・読み・例文・類語

おめみえ‐だんまり【御目見黙・御目見得黙】

〘名〙 歌舞伎で演ずるだんまり一種襲名披露名門の子の初舞台旅帰り久闊(きゅうかつ)挨拶(あいさつ)など役者紹介の目的で、一座総出で演じる一幕物時代だんまり。七代目団十郎がお構いが解けて江戸に帰った時に演じた「岩戸のだんまり」、初舞台や改名のお目見えによく用いられる「鞍馬山のだんまり」などがある。

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