デジタル大辞泉 「御祈奉行」の意味・読み・例文・類語 おいのり‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【▽御祈奉行】 鎌倉幕府・室町幕府の臨時の職。陰陽家や僧侶に、将軍家の疾病や怪異・天災などを払う祈祷きとうをさせた。祈奉行。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御祈奉行」の意味・読み・例文・類語 おいのり‐ぶぎょう‥ブギャウ【御祈奉行】 〘 名詞 〙 鎌倉・室町幕府の職名。祈祷のことをつかさどる臨時の職。幕府は疾病、怪異等の異事あるとき、陰陽家、仏家等に祈祷させた。祈奉行。[初出の実例]「入寺以前広橋中納言来臨。折紙随身。御祈奉行事被二仰出一、祝着云々」(出典:満済准后日記‐永享三年(1431)八月五日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例