御細工所跡(読み)ごさいくしよあと

日本歴史地名大系 「御細工所跡」の解説

御細工所跡
ごさいくしよあと

[現在地名]那覇市首里真和志町一丁目

首里城の西、綾門大(あいじよーうふ)道の守礼(しゆれい)門の北側に隣接する。方言ではウセークドゥクル。標高は約一〇三メートル。尚敬王(在位一七一三―五一年)により各種工芸に関する役職が分けられる以前に設けられていた王府御用品の総合製作所とみられる。首里古地図に「御細工所」とみえる。一九八四年(昭和五九年)に発掘調査が行われ、鉄製の坩堝や貝摺(螺鈿)に使われたとみられる多数のヤコウガイ殻片が出土している。中国陶磁はわずかながら一四世紀のものも確認されているが、一五―一六世紀の青磁・白磁・染付などが主体である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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