御草(読み)みくさ

精選版 日本国語大辞典 「御草」の意味・読み・例文・類語

み‐くさ【御草】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 ) 草の美称。特に、屋根を葺(ふ)くススキ、カヤなど。真草(まくさ)
    1. [初出の実例]「秋の野の美草(ミくさ)刈り葺き宿れりし宇治の宮処(みやこ)かりいほし思ほゆ」(出典万葉集(8C後)一・七)

お‐ぞう‥ザウ【御草】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語。「ぞう」は「草履取り」の略 ) 武家主人はきものを持ってお供をする下男。ぞうりとり。
    1. [初出の実例]「御新造ははやった人と御ぞういひ」(出典:雑俳・柳多留‐八(1773))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む