二季(読み)ニキ

精選版 日本国語大辞典 「二季」の意味・読み・例文・類語

に‐き【二季】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一年を四季に分けたうちの二つの季節。春と秋、また、夏と冬など。
    1. [初出の実例]「凡春秋二季、於大極殿読経」(出典延喜式(927)一一)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐王彦威〕
  3. 盂蘭盆歳末商家などで、盆前と年末の決算期。ぼんくれ。
    1. [初出の実例]「毎年、二季(にキ)に心づけいたさうが、それでもいやか」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む